CMB実験で扱うミリメートルの波長の電波は、宇宙論のみならず通信、気象、産業等の様々な応用が可能です。この光を効率的に集光し検出するためには、低温でも安定動作する鏡やレンズ、フィルター等の光学素子、半導体、機械構造体などが不可欠です。宇宙・大気圏外等の次世代産業への応用を目指し、広帯域かつ高精度な低温デバイスの開発を目指します。特に、ミリ波偏光板や反射防止、低温駆動機構、低温半導体の研究を行っています。